当院における内視鏡検査の新型コロナウイルス感染症への対応についてこのページを印刷する - 当院における内視鏡検査の新型コロナウイルス感染症への対応について

2020年5月12日掲載

 新型コロナウイルス感染症は飛沫感染、接触感染が基本であり、気管支鏡および上部内視鏡の施行において、特に経口・経鼻での検査の施行では、患者さんの咳嗽を誘発する場合もあり、エアロゾルによる医療従事者への感染も危惧されています。また、糞便からのウイルス排出の可能性も指摘されており、下部消化管内視鏡検査における潜在的な感染リスクもありうるとされています。
 このような背景を踏まえ、当院におきましては当面の間、緊急性のない内視鏡検査(気管支鏡、上部・下部内視鏡)は延期する方針としましたのでご了承お願い申し上げます。また、検査当日に37.5℃以上の発熱がある方、2週間以内に新型コロナウイルス感染症の患者との濃厚接触歴がある方、強い倦怠感や息苦しさを訴える方、明らかな誘因のない味覚・嗅覚異常のある方等におかれましては、検査を中止する方針ですので、ご了承お願い申し上げます。

病院長

令和2年5月12日